ちいつる
A-02リファレンス

UIコンポーネント組み合わせ辞典

部品単体ではなく「組み合わせ方」を辞典化し、体験パターンとして提示する。

触ってみる3つを開いて、背景の処理が止まるか動き続けるかを見比べてください
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経理部経費精算の締切
山田打ち合わせの候補日
採用チーム面接のお礼
バックグラウンド処理が走っています
Drawer

詳細を覗く

背景の同期は動いたまま。一覧を失わずに横から差し込む。

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背景の同期インジケータが回り続けているか見てほしい。ドロワーとトーストは処理を止めない。

背景で回り続ける同期インジケータに注目してほしい。モーダルを開くとそれが止まり、ドロワーとトーストでは回り続ける。3つの違いは名前ではなく、いま見た「背景を止めるか/動かしたまま重なるか」という止まり方そのもの。

基本部品(モーダル・ドロワー・トースト)

モーダルは「操作を止めて判断させたいとき」、ドロワーは「一覧を保持したまま詳細を覗かせたいとき」、トーストは「操作を止めずに結果だけ伝えたいとき」に使い分ける。3つとも「今どの階層にいるか」をユーザーに常に伝えられるかが設計の核になる。

触ってみるガラスのカードを押して最前面へ持ち上げ、崩れたら「自然な順序に戻す」
カードをタップして前面へ

最前面は「トースト」。通知が他のすべての階層より前に出るのが自然な優先度。

3つの部品は平面ではなく「重なり」で共存している。トーストをモーダルの裏へ沈めるとステージが警告色に染まるように、z-indexの優先度が崩れると完了通知が判断ダイアログに隠れ、「今どの階層にいるか」が伝わらなくなる。

触ってみる4種類のトーストを出し分けてみてください

右下に積み上がり、3.4秒で消えます。alertは枠が脈打つ=割り込み。

重要度が高いものだけrole="alert"で割り込み、それ以外はrole="status"で穏やかに伝える。同じ「止めずに伝える」にも段階がある。

同じトーストでも、重要度の高いものは割り込み通知(role="alert")、それ以外は穏やかな通知(role="status")と読み上げ方を変える。「操作を止めずに伝える」中にも段階がある。

組み合わせパターン(一覧+詳細/ウィザード型 等)

単体の部品よりも「組み合わせ方」が体験を決める。代表的な型:

  • 一覧+詳細型: 左に一覧・右に詳細(またはクリックでドロワー展開)。メールやタスク管理に多い
  • ウィザード型: 1画面1質問で進捗バーを見せる。入力の心理的負荷を分割して下げる
  • カード+モーダル型: 一覧はカードで俯瞰させ、選択したものだけモーダルで深掘りする
触ってみる同じ3問を、2つの形式で入力し比べてみてください
いま迫られている決定
1件だけ
1/3

利用目的は?

質問はどちらも同じ3問。負荷そのものは減っていない。「いま答えるのは1問だけ」という状態を、画面の側が作っているだけ。

設問はどちらも同じ3問。なのにウィザード型のほうが楽に感じるのはなぜか。「いま答えるのは1問だけ」という状態を画面の側が作っているからで、負荷そのものは減っていない。分けて見せているだけだ。

触ってみるカードを選ぶと、その1件だけがモーダルで開きます

一覧はカードで俯瞰に徹し、選んだ1件だけをモーダルで深掘りする。俯瞰と精読を1画面に同居させず、役割で分けるのがカード+モーダル型。

業種別の定番構成

金融・保険系はフォームが長くなりがちなためウィザード型と相性が良い。EC・カタログ系はカードグリッド+ドロワーで一覧性を保ったまま詳細を見せる構成が定番。ダッシュボード系はサマリー(数値)を上部に固定し、詳細をスクロール下部に置く「要約が先、詳細は後」の順序が鉄則。

触ってみる目的とレイアウトを組み替えて、画面が“はまる”組み合わせと“ちぐはぐ”を試してください
この画面でいちばんさせたいこと
組んでみるレイアウト
✓ 定番
1 / 3
はまった。 確実に入力させたい」ならウィザード金融・保険系がこの形に落ち着くのは、目的から逆算するとここに行き着くから。

定番の組み合わせに当てるとプレビューが光ってはまり、外すと警告色でちぐはぐになる。並べて選ばせたいのに1件ずつしか出ない、一望させたいのに指標が均等に埋もれる。業種ごとの定番構成は、こうしたミスマッチを一つずつ潰した先に残った形。だから、まず「一番させたいこと」を決めるほうが先だ。

触ってみる節を開くほど認知負荷ゲージが跳ね上がります。開閉して確かめてください
20%認知負荷

いま出ている情報量は全体の 20%。要約を先に置けば、必要な節だけ開いて負荷を最小に保てる。

全部の節を開くと認知負荷ゲージが一気に振り切れる。だから要約(KPI)を先頭に固定し、詳細は開いた節のぶんだけ足していく。「要約が先、詳細は後」とは、この足し引きを利用者の手に委ねる設計だ。

アクセシビリティ上の注意点

モーダルはフォーカストラップ(Tabキーがモーダル外に出ない)とEscキーでの閉鎖、開いた瞬間に最初のフォーカス可能要素へフォーカスを移す実装が必須。トーストはrole="status"でスクリーンリーダーに通知されるようにし、自動で消える場合も一定時間(目安5秒以上)は表示を保つ。

触ってみるTabボタン(またはTabキー)でフォーカスを移動してみてください
メニュー
検索
設定

削除しますか?

この操作は取り消せません。

キャンセル
OK

フォーカスはモーダルの中にあります。

トラップをOFFにしてTabを押し続けると、フォーカスがモーダルの裏の「見えないボタン」へ滑り出ていく。画面上は何も動いていないのに、キーボードだけが迷子になる。フォーカストラップがなぜ必須なのかは、外してみると一発で分かる。

触ってみる閉じ方を個別にON/OFFして、どの経路で閉じられるか試してください

Escキーでの閉鎖だけは常に有効にしておくのが原則。キーボード利用者の唯一の脱出路になる。

背景クリックや×ボタンを塞いでもEscキーだけは残す。キーボード利用者にとってEscは唯一の脱出路であり、ここを閉じると「開いたら二度と閉じられない」罠になる。

触ってみるスライダーで画面幅を変え、分割ビューとドロワーの切り替わりを見てください
画面幅760px・分割

経理部

経費精算の締切

今月分の経費精算は25日までにご提出ください。領収書の添付をお忘れなく。

広い画面では一覧と詳細を横に並べ、視線移動だけで切り替えられる。

「一覧+詳細」は幅次第で姿を変える。広ければ横並びの分割ビュー、狭ければ一覧を保持したままドロワーで詳細を重ねる。組み合わせパターンは画面幅というもう一つの軸でも設計する。