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一貫性と標準

同じ意味には同じ見た目・同じ言葉・同じ操作を当て、業界の標準(OS・ブラウザ・ARIA の作法)に従う。学んだことが別の場所でも通じる。

Consistency and Standards

なぜ効くか

Nielsen のヒューリスティック 4 が根拠で、内部の一貫性(自サイト内で揃える)と外部の一貫性(他の製品・プラットフォームと揃える)の 2 つがある。人は一度覚えた対応(緑=成功、赤=エラー、← →でタブ移動、Esc で閉じる)を別の画面にも当てはめるので、揃っていれば説明が要らず、揃っていないと毎回学び直す。Web UI では、状態色の 4 色を通知・バッジ・入力欄で共通にする、フォーカスリングを全部品で同じ描き方にする、進む・戻るの動きの向きを揃える、といった内部の揃えと、タブやセレクトのキーボード操作を WAI-ARIA の作法に合わせる外部の揃えがある。差分表示の緑と赤のように、業界で定着した色の意味も外部の標準に含まれる。

UIでの当て方

  1. 01状態の色(情報・成功・警告・エラー)は 1 組に決め、バナー・バッジ・入力欄・トーストで同じ色と同じアイコンを使う。
  2. 02フォーカスリングは :focus-visible で全部品に同じ太さ・同じ離れ幅で描く。部品ごとに描き方を変えない。
  3. 03タブ・セレクト・ラジオ・アコーディオンのキーボード操作は WAI-ARIA の作法(矢印で移動・Home/End・Esc)に合わせる。
  4. 04画面遷移の動きは方向を固定する。進むときは左へ抜け、戻るときは右へ戻る。逆にしない。
  5. 05同じ操作は同じ言葉で呼ぶ。「削除」「消去」「取り除く」を混在させない。

誤用・反例

  • ページごとに別のデザイナーが作った結果、同じ「保存」ボタンの色・位置・文言が画面ごとに違う。
  • 独自のキー操作(j/k など)を、標準の操作(矢印キー)を潰す形で入れる。

この原則を体現するパーツ

  • クリック

    アラート・バナー解説あり

    Alert / Banner

    情報・成功・警告・エラーの4色のインラインバナー。アイコンと文言、×ボタンで構成し、×を押すとスライドしながら消える。

  • 静的

    バッジ解説あり

    Badge

    ステータスドット(成功/警告/エラー/情報)、アイコンに重ねる件数バッジ、NEWピル、数値の通知バブルを一覧にした見本。状態や件数を小さく添えるための定番部品です。

  • クリック

    フォーカスリングの設計解説あり実例あり

    Focus Ring (:focus-visible)

    :focus-visible で「キーボードのときだけ」2px のリングを 2px 離して描く。角丸に追従し、ダーク背景では白+藍の二重輪。マウスクリックでは出ない。

  • クリック

    ARIA タブ(roving tabindex)解説あり実例あり

    Roving Tabindex Tabs

    Tab でタブ列に入り、← → Home End で移動。選択中のタブだけ tabindex=0(roving tabindex)、aria-selected と aria-controls で読み上げが「料金, タブ, 2/4, 選択」になる。

  • クリック

    セレクト

    Select / Dropdown

    ボタンを押すとリストボックスが開くカスタムのセレクト。矢印キー・Enter・Escで操作でき、選択中の項目にはチェックが付く。

  • クリック

    ラジオボタン

    Radio Group

    選択肢をカード状に並べたラジオグループ。ネイティブの input を使うので矢印キーで移動でき、選んだカードだけ枠と丸が色づく。

  • クリック

    共有軸トランジション実例あり

    Shared Axis Transition

    「次へ」で今の画面が左へ、新しい画面が右から入る。「前へ」なら向きが逆になる。進む・戻るの方向を動きで示すので、どこにいるかを見失わない。

  • クリック

    変更差分ビュー

    Diff View

    変更前後のテキストを行単位で比較し、追加行を緑・削除行を朱でハイライト表示する。+/− 記号付きでひと目で差分を把握できる。

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出典