退かせたのは、説明のほう
ポートフォリオの3秒は「どんな作品を作る人か」で決まるので、ヒーローに置いたのはスタジオ名と分野の語と主ボタンだけにし、肩書きも実績数も受賞歴も置かなかった。その代わり作品の面を大きくし、代表作4件は2列で1枚ずつ画面幅の半分を占める。見出しは13pxの英字に縮め、本文は灰にして面より前に出ないようにした。文字が最小でも成立するのは、面そのものに白と灰の構成があり、赤が一箇所ずつ視線を置く場所を作っているから。写真が使えない条件でも、面・線・一文字だけで作品らしく見えることを確かめた。